動画配信サービスは海外発のものが多く、ラインナップも洋画がほとんどであるとお考えの方は沢山いらっしゃるでしょう。しかし、実際はそのようなことはありません。
この記事では、邦画が多い動画配信サービスをランキング形式で発表したいと思います。このランキングを加入するサービスを選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。
第1位 U-NEXT
U-NEXTは日本初の動画配信サービスであり、日本の邦画配信にとても力が入れられています。ラインナップ数は、2016年3月現在でなんと1335本となっています。
邦画をたくさん見たい、また公開から間もない新しい作品を次々に楽しみたいという方には、U-NEXTがオススメです。
現時点で実写版『進撃の巨人』、『日本のいちばん長い日』、『ラブ&ピース』など、2015年に話題になった作品が次々に配信されています。
今後も、レンタルDVDとほぼ同時に新作がU-NEXTで配信されていくことが期待できます。
ただし、U-NEXTの動画は見放題のものとポイント制のものに分けられており、ポイント制のものは毎月配布されているポイントの範囲内で楽しむことが中心となりますので、毎月見られる本数には制限があります。
なお、旧作もポイント制の作品が多数存在しています。
しかし、別料金がかかりますがポイントの範囲内を超えて動画を楽しむことも可能となっていますので、ご安心ください。
旧作についても、『男はつらいよ』シリーズや『ゴジラ』シリーズを全作配信するなど力が入れられています。
出典:Amazon
さらに、黒澤明監督作品や市川崑作品など、映画ファンには欠かせないラインナップができる限り網羅されているのもU-NEXTの魅力です。
月額料金が少し高めであるというネックはありますが、邦画を視聴するという条件においては最強のラインナップを誇っているU-NEXT。ぜひ、ラインナップをチェックしてみてはいかがでしょうか。
新作はU-NEXTではなく映画館で楽しみたいという方は、対応している映画館でチケットを購入する際に配布されるポイントを使用することもできます。
第2位 Hulu
Huluはアメリカ発のサービスであるため海外の作品が充実しているような印象がありますが、実はけっしてそのようなことはありません。
日テレの番組が多数配信されているなど日本のコンテンツが充実しており、邦画もたくさんラインナップされています。
日テレによって運営はされているものの、テレビ局や制作会社を問わず多数の作品を見ることが可能です。
それでは。Huluで見られる邦画の具体的な例をいくつか紹介したいと思います。
『ヘルター・スケルター』『悪人』『いま、会いにゆきます』『世界の中心で、愛をさけぶ』『八日目の蝉』『リング』『超高速!参勤交代』『ALWAYS 三丁目の夕日』『秋刀魚の味』『デトロイト・メタル・シティ』『野性の証明』『羅生門』『お早よう』『昆虫大戦争』『大曾根家の朝』
出典:Amazon
戦後まもなく製作された白黒作品からここ数年以内に製作された作品まで、幅広くラインナップされていることがわかるのではないでしょうか。
子供向けの邦画も『ガメラ大怪獣空中決戦』『ウルトラマンギンガ劇場スペシャル』『ウルトラマンZOFFY』そして『アンパンマン』や『ポケットモンスター』の劇場版など、盛り沢山です。家族で見放題作品を楽しむならば、Huluがおすすめです。
第3位 dTV
dTVはdocomo発のサービスということで入会までの敷居が低く、さらに月額料金も安いため入会を検討している方も大勢いらっしゃるでしょう。dTVにおいても、たくさんの邦画を見ることができます。
dTVで見られる邦画の数は、2016年3月現在では758本です。
月額およそ500円であるため、レンタルショップでは1本100円でも5本しか見られない映画をこれだけ楽しめることはとてもお得に感じられますね。
ただし注意していただきたいことは、758本全てが見放題作品に含まれているわけではないということです。
しかし邦画作品に有料動画は少なく、これらのうちの7分の6程度は見放題と考えていいでしょう。
また『白竜』など、Vシネマのような長期シリーズのビデオスルー作品も含めた数であるため、その点についても考慮していただければと思います。
続いて、見放題邦画の例をいくつか紹介します。『バトル・ロワイアル』『ウルトラマンサーガ』『クローズZERO』『桐島、部活やめるってよ』『踊る大捜査線THE MOVIE』『失楽園』『ジョーカーゲーム』『男はつらいよ』『スーパーヒーロー大戦』
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子供向けの特撮ヒーロー作品から大人向けのヤクザ映画、恋愛映画など、様々な作品を見ることができます。
第4位 Netflix
Netflixは自社コンテンツに非常に力を入れている動画配信サービスです。そのため、配信している作品のメインも基本的には洋画や海外ドラマなどの外国の作品となっています。
しかし、国内の作品も多く取り扱っています。
『さよなら歌舞伎町』『容疑者Xの献身』『ハッピーフライト』『白ゆき姫殺人事件』『舟を編む』『あぶない刑事』『アンフェア』『必殺!』など、最近の作品を多めにラインナップしつつ少し古い作品も取り入れられています。
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今後もNetflixにおいて邦画作品が増えていくことが予想されます。
しかし、現段階では邦画を見るために契約するよりも、洋画やオリジナルコンテンツなどに見たい作品がある場合に契約することをおすすめします。