近年ではNetflixのような定額動画配信サービスが数多く展開されるようになりました。
いずれも一定の金額を支払うことで映画やドラマを制限無く見ることができるので多くの人たちに支持されています。
ですが本当にそのようなサービスが可能なのか心配になってしまいますよね。
数百円支払うだけで見放題なので、ひょっとしたら詐欺かも、と考えてしまうものです。Netflixは本当に安全なものだと言えるのでしょうか。
意外と歴史のあるサービス
Netflixは1997年に米国で発足したレンタルビデオ会社で、1999年に月額製サービスを開始し業績を伸ばしてきました。
そしてオンラインでDVDを配送するという業界の中で1番のシェアを獲得することに成功したのです。
その後、現在のようなストリーミング動画サービス(インターネットを介した動画視聴サービス)へと移行し現在に至ります。
世界への展開は以下のようになります。
- 2010:カナダ
- 2011:南米地域
- 2012:イギリスとスカンジナビア
- 2013:オランダ
- 2014:ヨーロッパ各国
- 2015:オーストラリア、ニュージーランド、日本、中国
(https://en.wikipedia.org/wiki/Netflixより)
このNetflixの歴史を見ると、日本に来るまでに様々な国でサービスを展開していたことが分かります。
既にこの会社は信頼に足る大企業で、十分にノウハウも蓄積しているのです。
価格が安いのには理由がある
Netflixは安いことでも有名なサービスです。こんなに安いと「本当に大丈夫なのかな」と思うことも無理はありません。
ですがこれは適正な価格なのです。
海外ではこうしたストリーミング動画サービスの競争が数年前から始まっていました。
HuluやAmazon PrimeといったサービスとNetflixは互いに価格競争を起こしていたのです。そのため、現在の安価な価格へと落ち着いたのです。
一見、不安になるぐらい安い価格ですが、それは価格競争の結果でしかありません。利用する側にとっては「ただ安くて嬉しい」という話なのです。
ハッカーに狙われたらどうなる
こうしたインターネットサービスというのはいつでもハッカーの脅威にさらされています。当然、Netflixも例外ではありません。
ですがNetflixのアカウントが不正に利用されたからといって、特に被害らしい被害は無いと言えます。どういうことか見ていきましょう。
Netflixでは2016年3月現在、1アカウントにつき4人のユーザーまで登録することができます。
そこでハッカーは、アカウントが利用していないユーザー枠に目を付けます。
もしユーザー枠に空きがあれば、そこへ勝手に登録すれば無料で動画を見ることができるユーザーを作成することができるからです。
仮に、アカウントのパスワードを盗まれ新規ユーザーがハッカーに作られたとしましょう。
ですが利用者には何の負担もありません。定額料金は変わりませんし、何一つ被害らしい被害は受けないのです。
つまり、万が一ハッカーに狙われたとしても利用者は普通に利用できるのです。
また、Netflixでは履歴を見ることができるので、不審な点があれば直ぐに対策もできます。ただパスワードを変更すれば良いだけです。
ハッカー恐れるに足らずといったところですね。
安心できるサービス
Netflixは十分な歴史を積んだ大きな会社で、サービス価格も競争によって安いものを提供しています。
また、ハッカーに狙われたからといって特に害があるわけでもありませんし、パスワードを書き換えれば対策完了です。総合して考えると、安心して使えるサービスとなります。
他の動画配信サービスの安全についてはこちらで紹介しています。興味があれば併せてご覧ください。