TSUTAYA TVは、見放題制の動画とプリペイド制の動画を見ることができるTSUTAYA提供による動画配信サービスです。月額料金は933円(税抜)と、日本におけるこのようなサービスの平均的な価格帯に収まっています。
それゆえ、現在ツタヤディスカスに入会を検討しているという方は多いのではないでしょうか。
しかし、その前にまずはTSUTAYA TVがどんなサービスであるか確認したいところですよね。特に画質は重要な要素です。
ということで、今回はTSUTAYA TVの画質について紹介しましょう。
TSUTAYA TVの画質は?
TSUTAYA TVの画質は、回線速度によって自動で調節されるという仕組みになっています。
そのため、自分で見たい画質を選択することはできないという仕組みになっています。
また、TSUTAYA TVでの動画視聴は、端末によっても画質に制限がかかります。
スマートフォンやPCでは、SD画質のみの視聴となっています。そのため、仮に高解像度のスマートフォンを利用していたとしても低い画質でしか動画を見ることはできません。
タブレットについてはとくに公式サイトにおいて説明はされていませんが、HDに対応している動画の詳細ページを開くと「HD版の再生はTVのみとなります」という記載があります。
そのため、タブレットでもSDのみの対応ということがわかります。
つまり、TSUTAYA TVで高画質な動画を楽しむ方法は、テレビでTSUTAYA TVを利用することに限られてくるということです。
それでは、テレビでTSUTAYA TVを利用する方法について解説したいと思います。
TSUTAYA TVをテレビで利用するには?
TSUTAYA TVの動画をテレビで視聴するには、まずはテレビ自体がTSUTAYA TVに対応している必要があります。
対応しているテレビであっても、そのままでは視聴できる状態ではありません。
まずは、インターネットに接続しましょう。有線LANに対応している場合はLANケーブルでテレビとモデムやルーターを接続することで、インターネットに接続が可能になります。
無線LANに対応しているテレビの場合は、無線LANルーターと接続設定を行うことによってネットにつながります。
その後TSUTAYA TVにログインすることで、動画の視聴環境が整います。
見放題作品を視聴する際は、ストアメニューから見放題作品の一覧を表示し、その中から見たい動画を選択肢、詳細画面を開いてから視聴ボタンを押しましょう。
ここではじめから視聴を選べば初めから動画が再生されます。途中まで見た動画の続きから再生したい場合は「続きから視聴する」を選びましょう。
テレビがHD画質の映像の視聴に対応していても、回線速度が遅い場合はSDでの視聴に制限されてしまいます。
そのため、回線速度が遅い方はルーターを交換したり、契約プランをより速度の速いものにしたりするなどの手続きが必要となりますのでご注意ください。
テレビがTSUTAYA TVに対応していない場合は?
TSUTAYA TVを見るための装置「TSUTAYA TVstick」をHDMI端子に接続することで、対応していないテレビでもTSUTAYA TVを視聴することができるようになります。
しかし、このデバイスは2015年に発売を終了しているため、入手困難となっています。
そのため、対応していないテレビでの視聴はやや難しい状況であるのが現状です。
他社のサービスではChromecastやFireTVのようなデバイス経由で視聴ができるものがありますが、TSUTAYA TVはそちらにも対応していません。
続いて、4Kへの対応について解説します。
4Kへの対応について、そして総評
TSUTAYA TVは、現時点では4Kに対応していません。その前段階であるフルHDの映像にも、対応していないという状況です。
いずれはそれぞれに対応することがあるかもしれません。しかし、その目処は立っていないのが現状。
TSUTAYA TVとツタヤディスカスの両方を契約していれば、宅配レンタルでブルーレイを借りることができます。
新作ならば月に8枚、旧作は無制限でレンタルすることができますので、結果的にたくさんのフルHD映像を楽しむことができることとなります。
そのため、画質の良い映像で動画を楽しみたい場合は無理にTSUTAYA TVを利用して綺麗な映像を見ようとするよりも、鮮明な映像はツタヤディスカスにまかせてTSUTAYA TVは補助的な役割として利用することが最良と考えられます。
TSUTAYA TVはレンタルDVDやブルーレイに力を入れているTSUTAYAのサービスということで、画質の面ではブルーレイを主力としており、動画配信はまだ二の次となっているように感じられます。
とにかく高画質の動画が見たいという方は、他のサービスの方がおすすめできます。