スタンドバイミーが見れる動画サイト・サービス
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dTV
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U-NEXT
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スタンドバイミーの見どころ(ネタバレあり)
ノスタルジックな雰囲気を味わえる、少年4人組の死体探しという冒険を描いたロードムービー、大人向け映画の代表作がスタンドバイミーです。劇中の時代設定は1950年代でありますが、1950年代に少年だった大人が当時を懐かしむための映画ではありません。
この映画は幅広い年代の大人たちに支持される、哀愁漂う映画であり、これがスタンドバイミーの名作といわれる1つの理由ではないでしょうか。
今回はこのスタンドバイミーを、話し手であり主役であるゴーディと、ゴーディと特に仲良しなクリスの2人に注目してこの作品の見所を紹介していきたいと思います。まずはゴーディとクリスの関係性です。
少年4人組それぞれがかけがえのない友人ではありますが、クリスとゴーディは他の2人以上に強い絆で結ばれている描写が各所にあります。
その代表的なシーンが物語が始まって中盤にある、順番に夜たき火の見張りをするシーンです。クリスがたき火をしていると、ゴーディが兄の死んだ日の夢を見てうなされ目を覚まします。
クリスはそれをちゃかすことなく、ただ寝ろと声をかけ安心させます。しかし、ゴーディはクリスにそっと寄り添い、クリスに一緒に進学組にいこうと唐突に提案します。
今で言う私立受験や高校進学のようなもでしょう。ただ、クリスには地元でもかなり有名な悪の兄がおり、その弟であるためワルガキというレッテルを張られてしまっており、クリス自身の聡明さを正当に評価してくれるのは、ゴーディしかいないのです。
ゴーディはクリスの事を良く知り、そのようなレッテルは気にしないからこそ、進学組に行こうと声をかけました。そんなゴーディに心を開きクリスはずっとうちあけられなかったある秘密を話すのです。
また、ゴーディも優秀な死んでしまった兄に負い目のようなものを感じ生きています。そんな2人だからこそ、少年4人組の中でもひときわ目立った絆が芽生えています。
そんなゴーディとクリスの大親友の2人に注目し、本作を見るとこの映画はゴーディからクリスに対する後悔の念を示した映画にも見えてきます。物語り終盤、4人組は死体を見つける事に成功します。
しかし、その発見の手柄を後から来たクリスの兄、エースが横取りしようとするのです。そんな兄に一歩もひかないクリスの首もとに、エースはナイフをつきつけます。
あわや大惨事に・・という瞬間に、ゴーディが持ってきていた拳銃を発砲。エースを威嚇し、撃退する事に成功します。向こう見ずなクリスを救ったゴーディ。
その後4人は家路につき物語は終わりを迎えます。現代に戻り、当時の記憶をワープロに打ち込む、ゴーディ。4人のその後を語ります。その中でクリスは見事、進学組にゴーディと進学し弁護士となったことが明かされます。
しかし、喧嘩の仲裁に入ったある日、仲裁に入ったがためにクリスはナイフで刺され死亡してしまうのです。この事実が明かされ、映画はエンドロールを迎えます。スタンドバイミー、友よ側にいてほしい。
少年時代は、クリスのそばにいたからこそエースのナイフから、ゴーディは救ってあげる事ができました。しかし、現代では2人は一緒にいませんでした。そのためクリスを救う事が出来なかったとゴーディは考えているのです。
大人になってそれぞれの人生を歩み、そばにいれないことは当然なのですが、クリスを救えなかった事実に目を背ける事が出来なかったのでしょう。そんな事を思わせる映画です。